2023年11月から申込が開始された”賃貸住宅メンテナンス主任者”を取得してみました。
この資格、（公財）日本賃貸住宅管理協会が認定するものです。詳しくはHPをご参照ください。
https://www.jpm.jp/maintenance/
同協会は、2021年に国家資格となりました”賃貸不動産経営管理士”に関わる事業を運営する（一社）賃貸不動産経営管理士協議会の構成団体の一つです。
この資格の名前に「賃貸住宅」と示されていますが、戸建にもマンションにも適用できる内容でした。
管理会社の方のみならず、大家さん、ご自宅所有者、賃貸住宅に住む方（!?）も参考になる内容だと思います。
でも、現時点では、資格者に独占業務があるわけではありませんし、職探しや仕事探しに活かせるような知名度も低いでしょうね。
申し込みますと、340ページほどのテキストが届きます。写真や絵図もあり、読みやすいと感じました。
そして、全10編、合計10時間以上の動画による講義を視聴することもできます。
しかし、資格取得だけを目指すならば、テキストを読むこと、講義を視聴すること、どちらも必須ではありません。
試験は、好きな時間に、好きな場所で、オンラインで受けることができます。
ですので、試験中にテキスト等で調べることができます。
2時間で100問、〇×形式のテストです。結果は直ぐに出ます。もし不合格になっても、申し込みから3ヶ月以内に何度でも試験を受けられます。
試験問題レベルは、この資格に興味を抱く様な方であれば－－－建築や賃貸管理に関りを持つ方が多いと思いますので－－－苦しむことがない内容だと思います。試験時間も余裕だと思います。
という様なことを、既に多くの方が発信されていますね。
分かっていながら、バカ真面目に、テキストをしっかり読みました。講義を全部視聴し、テキストに載っていないことはメモに取りました。
勿論、試験も受けて、合格しました（満点でなかったのが情けない・・・）。
終えてみて、個人的には達成感を得られました。
なぜならば、手軽に取り組める学習を通じ、今まで知らなかった・曖昧だった語句や情報を覚えたり、今までの仕事を振り返って改善余地があるなぁと省みれたり、この先の仕事に生かせそうなヒントがあったり。
資格取得をゴールとせずに、それを活かすのは自分次第なのかなぁと気付きを得られる機会となりました。
費用は1万円ちょい。高いか、安いかと問われると・・・
そんな資格でした。
